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本来の姿を取り戻す

みんなの心に輝く学校を目指し、中学校長として取り組んだ学校経営や教育課題などについての考えを述べます。

◇不登校Ⅱ-(3)…子育てにかかわらない

父親が子育てにかかわらない                                                    子育ては母親の仕事と考えているのかもしれませんし、厳しい仕事に耐え、一家を養っているのだから当然と考えているのかもしれません。子どもに、問題が生じていても、帰宅したら、一杯飲んで寝てしまう。こういう父親の態度があれば、家庭は乱れてきます。そして、「おまえのしつけが悪い」と怒鳴りつけ、暴力を振るえば、母親は、もう相談できなくなります。母親を追い詰めてしまいます。                                              子どもは好き勝手なことをし出します。母親に暴力を振るうことだって起きます。基本的生活習慣は乱れ、登校時間になっても起きません。ですから、子育てに父親がかかわらなければ、子どもは不登校になるのです。

家庭に必要なバランス
 河合隼雄文化庁長官(故人)は、家庭には父性(切るという側面)と母性(包むという側面)の両方が機能しなければならないと言っています。良いも悪いも包み込む優しい面が母性であり、それを許さないような厳しい面が父性です。このバランスはどこの家庭にも必要です。
 「厳父、慈母」なる言葉は、この父性原理、母性原理が機能する家庭を示唆したものと思います。バランスが崩れると、いろいろな問題が生じることになります。不登校も、この観点で考えることができます。