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本来の姿を取り戻す

みんなの心に輝く学校を目指し、中学校長として取り組んだ学校経営や教育課題などについての考えを述べます。

◇不登校Ⅱ-(2)…意のままに育てる

親の意のままに育てる                                                          子どもを立派に成長させたいと思うのは誰しも同じです。そのために一生懸命やっていることが、意図した方向とは違う方向に子どもを追いやってしまうことがあります。子どもの心が見えず、親の価値観を強要してしまうからかもしれません。               
 間違いは誰にもあるのに、厳しく叱ってばかりいれば、極度に間違いを恐れることになるし、成績重視の姿勢を貫けば、結果が悪いと自信を失ってしまいます。                                               親の敷いたレールに乗せて、子どもを育てようとすれば、当然、無理が出てきます。親に反発するような子どもであればよいのですが、あまり反発しない子であったり、反発を許さない雰囲気があれば、子どもは混乱してきます。                             
 親の顔色をうかがってばかりいて、親の指示したことだけする、親の喜ぶことだけするといった具合で、自己選択、自己判断の機会が失われていきます。自分本来の生き方ではないので、疲れてしまうでしょう。ですから、子どもを意のままに育てていけば不登校にしてしまいます。

やさしい(だけの)父親になる                                                       「地震、雷、火事、親父」と言われた厳格な父親は減少しているようです。どうしてなのかは分かりませんが、ただ威張っていればよかった時代が終わっているのは確かなようです。                                                 子どもの言い分は何でも信じて疑わない、そして、友達のような関係を追い求める姿勢は、子どもの自立を遅らせることになります。いろいろなものの見方・考え方を示し、独りよがりな部分を改めさせたり、わがままを許さない厳しい姿勢も必要です。何でも話を聞いてもらい、叱られた経験もほとんどない子どもにとって、外の世界での注意や叱責には、堪え難い屈辱感を味わうことにもなるでしょう。順応できなくなっていきます。ですから、父親がやさしく接しているだけの子どもは、不登校をすることになります。                                               子どもは、やさしさだけでなく、厳しさもある頼りがいのある父親を求めているのです。