にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
にほんブログ村

本来の姿を取り戻す

みんなの心に輝く学校を目指し、中学校長として取り組んだ学校経営や教育課題などについての考えを述べます。

◇不登校Ⅱ-(1)…わがままな子どもにする

「子どもを不登校にするには」
 この資料は、教職員の現職教育資料である。少ない事例(25例程)からだが、家庭教育という観点でまとめたものである。この通りにやれば、間違いなく、子どもは不登校になると足利市のスーパーバイザー(足工大教授)は肯定した。                                                                                      

わがままな子どもにする                                                             わがままな子どもにするのは簡単です。欲しい物は何でも買ってやるなど、子どもの要求をどんどん聞き入れるのです。聞き入れれば入れるほど、わがままになります。                                          わがままな生活を続けていけば、親をうまく操縦する技術が身につきます。成績を向上させたい、あるいは、学校へ行ってほしい、といった親の気持を逆手にとって要求を出すようになります。また、責任転嫁の行動様式も身につきます。親は子どもに振りまわされる毎日といった具合になります。しかし、外では通用しません。人間関係を上手に結べなくなるのも当然です。学校は、こういう子にとってストレスのたまるところでしょう。したがって、わがままな子どもは、不登校をするようになっていくのです。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               

子どもを(徹底して)かわいがる                                                                    子どもはとにかくかわいがり、世話をするのです。かわいくて、いつまでも添い寝がやめられない母親がいます。中学生になっても続いている例がありました。添い寝をすることで、母子に一体感が生まれます。自立を遅らせることになるのです。トイレにも一人で行けなくなってしまいます。                                           また、かわいくて叱ることができないし、泣かせたくないので、宿題など、子どもがやるべきことを、親が全部やってしまうことも起きます。                                                               かわいい子どもですし、心配なのは分かりますが、限度を越えた世話は問題です。毎日車で送迎をしたり、体温計を持ち歩かせたり、「転んだ子を抱き起こすな」との先人の教えは、忘れられているようです。                                          人間が成長するためには、その時その時で、自分でやらなければならないことがあります。世話のし過ぎはそれを奪うことにもなり、ひ弱で神経質な子にしてしまいます。他人と満足に話もできない人間関係を上手に結べない子になっていきます。周囲の子が、とても大きな存在として映るようになり、自信を失っていきます。そして、不登校になっていくのです。