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本来の姿を取り戻す

みんなの心に輝く学校を目指し、中学校長として取り組んだ学校経営や教育課題などについての考えを述べます。

◇不登校Ⅰ-(5)…きざし

不登校のきざし                      

    <学校では>
・ポツンとしていることが多い。
・生活に生気がなくなる。
・オドオドした様子が見られる。
・遅刻、早退、欠席が増えてくる。
・学習意欲がなくなる。
・自信がなく存在感がもてない。
・部活動を休むことが多くなる。
・消極的で自ら行動しなくなる。
・その他

    <家庭では>
・何度起こしても起きてこない。
・支度が遅くぐずぐずしている。
・朝になると体の不調を訴える。
・元気がなく表情が暗い。
・午後になると元気が出る。
・生活のリズムが乱れてくる。
・外出しなくなる。
・登校をしぶる理由が分からない。

責任を外に求めない
 子どもが不登校になると、誰もがその原因を突き止めようとしますが、ほとんどははっきりしません。そこで、ほんのささいな出来事をとらえて、責任の全てを外部に求め、追及するようなことをすると、子どもは益々登校しづらくなります。
 不登校を直すのは本人自身です。そのために、関係者が連携し知恵を出し合うことが大切です。外部にばかり責任を求める姿勢は、この連携を妨げます。いつまでも、不登校解消のスタートラインに立てません。    

上手な対応には
 不登校は必ず直りますし、正常な反応と考えています。自分づくりのために、「時間をください」と言っているようなものです。専門家の中には、「不登校を祝福したい」と言っている人さえいます。子どもが、不登校を起こすことによって、子ども観や人生観、あるいは、教育観が変わり、子どもと共に周囲の大人たちの人生も豊かになる、とのことだそうです。
 短期間の劇的な改善はほとんどありません。つらいかもしれませんが、子どもを信じてじっと待たねばなりません。保護者は自らの不安や焦りを解消し、人生を楽しむ心持が必要です。保護者が元気(元気になるまでが大変)になれば、不登校が直るのはもうすぐです。