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本来の姿を取り戻す

みんなの心に輝く学校を目指し、中学校長として取り組んだ学校経営や教育課題などについての考えを述べます。

◇部活動の留意事項(5)…感謝

感謝の心を
 水泳の平泳ぎでオリンピックの金メダルを獲った人が、ある有名なスケート選手について、オリンピックでメダルを取れないと話した。事実取れなかった。世界選手権等、各種の大会で大活躍していたが、本番で惨敗してしまった。
 取れない理由に挙げたのは感謝の心だった。世界的な選手ともなると、その選手用の競技服を作る等、スポーツメーカーが協力してくれたりするそうだ。作ってくれた服を、着ては脱ぎ捨て、着ては脱ぎ捨て、不具合を言い立てる姿を目の当たりにし、作った人に対する配慮や感謝の気持ちが全く感じられなかったとのことだった。その選手は、次のオリンピックで見事にメダルを獲得した。4年間に、いろんな人の教えを受けたりして感謝の心が培われたのであろう。
 それまで私は、感謝の心について部員に話したことがほとんどなかったが、その後しばしば話すようにした。大事なことが抜けていた、と感じたからだった。「自分がこうして試合ができるのは、成長できたのは、先輩や後輩、道場の先生、練習試合等で胸を貸してくれた他校の仲間達、そして、何よりも家族の応援や協力のお陰である」と。そんな指導をするようになってから、やっと県大会で優勝することができた。

強くなった時
 強くなると、練習試合を度々申し込まれることになるが、全部受けていると、生徒が疲れ切ってしまう。燃え尽き症候群と言われるような状態になってしまう。いかに間引いていくかが大切である。弱かった時にお願いして受けてもらっていたので、受けざるを得ない状況もあるが、そこを何とかしないとならない。「一生懸命にやれば好きになる。好きになれば長く続く。長く続けば本物になる」が、練習過多の状態が続けば、一生懸命の気持ちは失われ、逆に嫌いにしてしまう。長く続けられるようにしていかなければならない。