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本来の姿を取り戻す

みんなの心に輝く学校を目指し、中学校長として取り組んだ学校経営や教育課題などについての考えを述べます。

◇部活動の留意事項(2)…教育活動

選手以外も大切
 選手のみを相手にしてはならない。プロの世界なら分からぬでもないが、部活動は教育活動である。教育は一人一人の成長を期して行うものなので、選手以外は鍛えない、眼中にないようであってはならない。部員の月謝で自分の生活ができていると考えたら、選手以外がやめていくような指導は絶対にできないはずだ。

強豪より学ぶ       
 ずい分前のことだが、練習を一生懸命にやっているのに勝てなくて悩んでいた生徒がいた。この生徒は、負けない剣道ばかりをやっていたのである。打つ機会なのに打たないのだから勝てない。そこで、他校のある生徒の試合を見るよう指示した。生徒は、何試合もずっと見続けていた。それからこの生徒の試合ぶりは別人のように変わっていった。そして、誰もが称賛し注目する剣風が培われた。
 明治大学野球部の島岡監督(故人-野球ファンなら知らない人がいないくらいの有名人で、中日や阪神で監督を務めた星野監督など多くの野球人を育てた。信念をもった指導ぶりは、聞くものをうならせてしまう。)は、「弱点を克服すれば、長所が一層伸びる」と話していた。バッティングは良いが、脚力に難点のある学生の脚力を鍛えたら守備範囲も広がり、守備が良くなった。守備が良くなると、自信がつくのかバッティングが益々良くなったとのことである。
 強豪と言われる学校の指導者や部員からは、学ぶことがとても多い。そこには確固たる理念があるものだ。「上には教われ下には学べ」、謙虚に学ぶ姿勢をもち続けたいものである。