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本来の姿を取り戻す

「みんなの心に輝く学校をめざして」取り組んだ学校経営、「生き生きとした学校生活のために」取り組んだ生徒指導で感じた課題の解消を念頭に置いて教育問題などを考えます。

道徳教育

◇道徳教育(7)…苦労が報われなくては

道徳主任から、現職教育として学年1名ずつの3名に授業を提供してもらい、学年ごとに授業研究を行いたいとの提案があった。いつもならどうぞ宜しくお願いしますと言うところだが、その時だけは隣の小学校で道徳の研究発表会があるので、全員で参加し学んで…

◇道徳教育の見直し(6)…抜本的な改善と充実は教科化にある

文科省の有識者会議「道徳教育に関する懇談会」は、小中学校の「道徳の時間」を数値評価を行わない「特別な教科」に格上げし、検定教科書の使用を求める報告書を年内にも取りまとめる。その後文科省は、中央教育審議会の議論を経て早ければ平成27年度にも…

◇道徳教育の見直し(5)…修身に勝る教科書を作れ!

平成14年度から全国の小中学生に配布されていた道徳の副教材「心のノート」は、民主党の事業仕分けで予算が削られ、22・23・24年度は配布されなかった。しかし、政権交代により25年度から復活することになった。 「心のノート」は、小学校の低・中…

◇道徳教育の見直し(4)…空論に惑わされるな

道徳の教科化は評定や免許の関係で見送りとなったが、教科化は無理でも、教科書(副読本)を国として作成することは可能である。全国公募で材料を集めたらかなり立派な教科書ができるのではないかと思う。 道徳の時間は各種教育活動で行われた道徳教育を補充…

◇道徳教育の見直し(3)…作り話と決別する

平成21年度、全学級が論語の素読をしたが、生徒に好評でとてもいい体験だったと思う。習っていない漢字がたくさん出てきて難しすぎないかとの声もあるが、江戸時代には、寺子屋の中心的な学習として論語を習っていたのだから現代でも大丈夫と考えていた。 …

◇道徳教育の見直し(2)…思而不学則殆

足利学校釋奠(せきてん=孔子とその門人をまつる儀式)にて、記念講演(平成16年11月23日)をされた前二松学舎学長の石川忠久先生は、足利学校がある足利市の生徒に論語を教えるべきであると話された。生涯学習における「まちづくり人づくり」と題し…

◇道徳教育の見直し(1)…何を教わったか覚えていない

道徳教育を50年以上もやっているのに、心の荒廃が叫ばれる状況になってしまった。道徳は道得(人としての生き方を学ぶ)であるべきなのに生き方を学べていない。道徳の授業で何を学んだか覚えていないという現実(高校教諭の調査)を思うと、道徳のあり方…