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本来の姿を取り戻す

みんなの心に輝く学校を目指し、中学校長として取り組んだ学校経営や教育課題などについての考えを述べます。

教育

◇子どもを育てるための提言

市内の小学校の出来事として、「再三の注意にもかかわらず、授業妨害をする児童を厳しく叱責すると、[殴るなら殴れ、教育委員会に言うから殴れ]と開き直り、先生が当惑してしまった」との記事(両毛新聞)に驚いた北指連(足利の北中地区児童生徒指導連絡…

◇律儀なことも大事だが

20年以上も前になるが、ある同僚学年主任から、出張しても、学校に土産を買って帰る(ほとんど泊を伴う出張)ようなことは、今後止めようとの提案があった。出張先から、いくつもの荷物を抱えて帰った経験をほとんどがしているので、すんなり決定され申し…

◇どんなに有能であっても

学校経営の責任者として、その重責を担う管理職は、年齢や経験、実績などを考慮して選任される。もちろん、管理職試験に合格していることが前提である。 通常、校長には教頭(副校長)から、教頭には教務主任から昇格する。教務主任には、学年主任や学習指導…

◇指導要録について

指導要録は、学校教育法施行規則(第12条の3)に基づく公簿として校長の責任において作成されるもので、児童生徒の学籍並びに指導の過程及び結果の要約が記録される。 学籍に関すること(様式1)には、「児童生徒の氏名、生年月日、性別、現住所」、「保…

◇教育は国家100年の大計

20年程前になるが、3Kなる言葉がしばしば話題に上ったことがあった。いくつかの職業を「きつい、汚い、危険」で言い表わしたのである。 ちょうどその頃、3Kと言うなら教員だってそうだ、との声があった。「きつい、厳しい、きりがない」ということだっ…

◇同性に信頼されているかを考えて

テレビをつければ、またか、と思わず呟いてしまうような事件(殺人や死体遺棄など)が連日のように報じられている。あまりの多さに国の有り様を変えなくては、と考えている人も少なくないだろう。 衝撃的な事件が続いているが、その中でも、男女関係のトラブ…

◇学校経営は面白い

重い負担や教職員との軋轢からか、全国で、毎年10人くらいの校長(教頭「副校長」は100人程)が希望降任(教諭に戻る)している。校長として力量を発揮できずに退くことは、さぞかし無念だったであろう。 校長には、残り何年もない歳にしかなれないが、…

◇意図するところに向かうには

水の入ったお椀を浮かべ、中の水を動かしてもお椀は進まない。意図する方向に進むには、お椀の外の水を動かさなければならない。 教育界は、お椀の中の水を動かすことはしても、外の水を動かすようなことをしない。学校内のことなら何とかできるが、学校外の…

◇職を全うするために

定年退職者の挨拶では、大過なく退職できる身の幸せを述べる方が多い。大過なく終わることは簡単ではないと過去のブログ「教職員の不祥事防止には」で述べたが、免職になったり、退職せざるを得なくなり、職を全うできなかった例はあまりにも多い。 人生で注…

◇不必要な物の要求には

子どもが品物の購入をねだる時、今も昔も変らず出てくる言葉は「みんなが持っている」だろうか。そして、その言葉に負けてしまう人も少なくないようである。 確かにみんなが持っていることもあるかもしれない。しかし、持っている人の名を挙げさせれば、ほと…

◇家庭訪問について

家庭訪問の目的は、生徒の家の位置や家庭での様子を知り、また、学校への要望といった保護者の声を聞くことで、学校と家庭が連携し、適切な教育活動を推進していくことにある。 4月下旬から6月にかけては家庭訪問の季節で、今頃は多くの学校が実施している…

◇人権教育の成果なのか

学区内の小学校を訪問した折、教師から、児童が互いに〇〇さんと敬称を付けて呼び合うようになったが、それは、本校の人権教育の成果と説明されたことがある。男子児童の君や低学年のちゃんも、さんで統一され、呼び捨てもなくなったようである。 中学校での…

◇いい学校にするのは難しくない

同僚として勤務したことがある教師に、近況を尋ねると、「今の学校は、忙しくて物凄く大変です。食べてもストレスで、何度も吐いてしまった」とのことで、気の毒に思ったが、数年後、その学校に異動になり、あまりの忙しさに驚いたのである。 思っていた通り…

◇2学期制について

栃木県の7市3町の小中学校は、10年程前から3学期制を2学期制に変えている。小学校が192校(全体の51%)、中学校が75校(46%)になる。 2学期制で特に支障はないとは言っても、変更してよかったと言う教師に出会ったことがない。長期休業(…

◇教えるのは好きでも、教わるのが嫌いでは

保護者や地域から学校に届く教師への苦言などには、同感に思うこともある。このような時には、改められるよう助言してやることが、同僚のあり方として大切である。そのままにしたのでは、やがてその教師だけでなく、学校としての信頼も失うことになる。 教師…

◇教職員人事異動

教職員の人事異動は、新聞発表で明らかにされるが、各市町の教育委員会によって教職員数に多寡はあっても、異動の実務を担当する方の苦労は並大抵のことではないだろう。ある市の異動は、以下のような段階を経て決まっていく。 ▽ 異動調書の提出…11月中旬…

◇立派な式だった…三重・山前地区の成人式

足利市の成人式が、1月11日(日)、午後1時半から9つの会場に別れて行われた。三重・山前地区の新成人の希望で、三重小、山前小の担任、西中学校卒業(平成21年度)時の校長、学年主任、担任がご案内をいただき出席した。 受付が始まり間もなくすると…

◇職業人は仕事ができなくては

「人柄はいいんだが、仕事が…」などと言われたりする職員は、どこの職場にもいるのではなかろうか。人柄がよく仕事もできれば申し分ないが、そういう人は多くはないだろう。 人柄も仕事も両方望みたいが、両方ではなく、どちらか一方をとなれば、重視するの…

◇定例校長会議…教職員への伝達

足利市立小中学校の校長が出席する定例校長会議(市教委主催)は、年10回(8月と3月を除く。定例教頭会議は年3回)開かれる。教職員に伝達しなければならない内容については、校長から職員会議などで口頭で伝えられることが多い。 校長の会議メモや資料…

◇悩みや不安があってはいけないのか

研究会や会議などで、生徒の悩みや不安の把握と解消という言葉が出てくる度に違和感を感じていた。悩みや不安は悪、周囲の大人が解消してやるべきことと認識しているように感じたからである。 悩みや不安のない人はいない。そのままにしておいてもかまわない…

◇学級閉鎖をしない対応ができたらいいが

めっきり寒くなり、空気も乾燥していて、いよいよインフルエンザ流行の季節になった。罹患者が出てくると、登校を遅らせたり、早帰りにしたり、中学校では部活動を中止したりして予防に努めるが、更に罹患者がでれば、学年や学級を閉鎖(臨時休業)すること…

◇PTA役員の代理を可能にしたら

多くの学校で生徒減の状況が続いているため、PTA会員も減少し、役員の選出で苦労している学校は少なくない。何でもそうかもしれないが、困難な状況は、現状打開の好機でもある。 どこの学校でも、PTAの役員、特に会長の引き受け手は少なく、会長の選出…

◇教育委員会制度改革

市長が思いつき(思い込み)で教育に口を出し、それによって市内の教育が混乱した話をいくつかの地域で耳にした。強固な意志、信念、覚悟をもった教育長や校長であったとしても、市長の絶大な権限には抗しきれないのだろう。 教育委員会制度改革がうまく機能…

◇家庭の約束事

市には市民憲章、学校には校則(心得)、道場には道場訓、族などと呼ばれる者にも掟というものがあるが、家庭はどうなのだろうか。家庭の約束事(家訓など)が話題にされるようなことはほとんどない。 新規採用で勤務した中学校長の父親は、「若き時惜しんで出…

◇管理職の指示で動く学校では

教職経験が10年にもなれば、概ね何をどうするかくらい分かる。まして15年、20年の教職経験ともなれば、管理職の考えを聞くことはあっても、判断を仰ぐようなことは滅多にない。 些細なことにまで管理職が一つ一つ指示を出すような学校を耳にしたことが…

◇中学生くらいならまだしも

スポーツ選手や芸能人など、世の注目を浴びるような人は、テレビ出演や取材を受ける機会が多いが、受け答えなど、きちんと教えられていない人も多いと感じている。 「最高のパフォーマンスを見せれるように…」とか、「見ている人に感動を与えるような…」とい…

◇愛国心は培われるもの

「愛国心は誰もが自然にもっている。国際大会などで日本人選手を応援する気持ちが自然に湧いてきたり、応援に熱狂する国民の姿はその証である。したがって、取り立てて愛国心を論じる必要はない。」といった声を耳にしたことがあるが、愛国心は本当に誰もが…

◇給食の未納問題は難しい

ある小学校の校長は、給食費徴収のため、家庭を訪問して回ったが、子どもを前にして話を切り出せなかったり、物凄いけんまくで反発されたり、思うような成果を上げられなかった。校長ができなかったら、その後、担任や学年主任が、いくら納金を促してもうま…

◇出勤時の交通事故防止

事故や降雪などで通勤に時間がかかり、出勤時刻に間に合わないかもしれない、といらいらした経験は誰にもあるだろう。遅れたくないので、そんな時には、ついスピードを出し過ぎてしまうことがあるかもしれない。 小さな事故であっても、事故を起こせば、自分…

◇給食以外の未納も重大

数年前のことだったが、給食の未納問題が盛んに論じられたことがあった。しかし、給食以外の未納問題は、ほとんど話題にならなかった。修学旅行や宿泊学習などの旅行・宿泊的行事に必要な経費、副教材費などの未納問題も、学校にとって重大な問題だったので…