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本来の姿を取り戻す

みんなの心に輝く学校を目指し、中学校長として取り組んだ学校経営や教育課題などについての考えを述べます。

教育

◇危機的状況を早く改善しよう

不正に道を譲ったらその代償はあまりにも大きいと過去のブログに書いたが、不正ではなかったとしても、放置したら大変なことになることがどこの会社(職場)にもあるはずである。経験を積んだ社員なら、そういうことに気づいていることだろう。しかしながら…

◇津波に対する避難訓練はなかったのか

東日本大震災で大学の同級生が母親とともに亡くなった。車での避難の途中に津波に飲み込まれたのだった。同級生が特に親しみを感じていた男なので、生きていれば毎年どこかに集まっては同級会が開かれていたことだろう。 後刻同級生たちでお悔やみに伺ったが…

◇「上に居て寛ならず」では

生徒指導上の困難校として評判の中学校に、校長として異動することになったある校長はその学校を改革するとの強い思いをもって赴任したとのことだったが、数年間の在職中最後まで思うようにはならなかった。 断片的に入ってくる情報だけでは、どうして改善し…

◇政局にすることが目的だったのか

森友学園の問題で、民進党などの野党は総理や昭恵夫人を追及し続けている。メディアもそれを連日大きく取り上げ、国会はこの問題のみに時間を費やしているようにさえ感じる。 総理の口からもう止めようと言うわけにもいかないだろうから、まだまだこの問題は…

◇尊い仕事なのだが

職業に貴賤上下の別はなしとは言われるが、人を育てる仕事は特別でひときわ尊いと思っている。そう思っているのに、教師を希望する高校生や大学生に教師になることを強く薦めることができない。それがとても残念である。 38年の教職経験で感じていたことは…

◇学校は自校のいじめ調査を公表すべきだろう

昨年の12月は3件のいじめに関する記事を目にした。一昨年7月に自殺した岩手県の矢巾北中2年の村松亮君(13歳)のことでは、第三者委員会が学校の対応が不適切と町教育委員会に報告書を提出したとのことだった。委員長は、学校はトラブルの度に対応し…

◇早急にやらなければ緊急対策にならない

昨年の5月4日、常磐道で起きたバスと乗用車の正面衝突事故(乗用車に乗っていた母親と6歳の子どもが死亡)は、中央分離帯がない高速道路の対面部分で起きた。対向車がポールを越えたら絶対避けられない大事故になることは誰でも分かる。そこで、早急に対…

◇批判や誘導のために使っていないか

全教室に国旗を掲げたことは過去のブログで取り上げたが、教室に国旗を掲げることについて教職員の意見を求めると、国旗に対する日本の国民感情からすると望ましくない、との反対があった。国旗を忌避するような国民感情があるとは思えなかったが、掲げてみ…

◇報道の力を借りる(2)…産経抄

卒業式も終え春休みも間近になった頃、以下のような文書を送付すると、4月に入り産経抄子の田中規雄さんが学校を訪れた。 産経抄子 様 …………………………………… ………………… 過日の産経抄では、読まれた方から励ましの言葉をいただきました。本校の実践が世の中に発信さ…

◇報道の力を借りる(1)…産経抄

定年退職まで2カ月余りとなった平成23年の1月、教育現場の思いを報じていただくために退職記念に作成した冊子「みんなの心に輝く学校をめざして」とともに、以下のような文書を産経新聞社に送付すると、間もなくコラムで取り上げられた。 産経抄子 様 ………

◇おもてなしの心に触れた大会だった

今年のねんりんピック剣道交流大会は、長崎県の五島市で行われた。昨年(山口県開催)は予選決勝で敗れ、出場は叶わなかったが、今年は行ったことがない五島市なので、出場できることに喜びを感じた。 2年前の大会は、栃木県開催だったので3チームが出場で…

◇公務員のように有給休暇が取れたら

総理が企業に給与の引き上げを要請しているのはとてもいいことだと思う。今後も引き上げを要請してほしいものである。 随分前の新聞に、政府や経済界が「プレミアムフライデー」構想の導入を検討しているとの記事があった。月末の金曜日の午後3時に退庁・退…

◇平日割引もしたらいい

休日の高速料金がどこまで行っても千円だった頃は、いろんな場所で渋滞が発生するなど、休日はいつも混雑していたように思う。 現在は休日どこまで行っても3割引だが、もう少し安ければと考えている人は多いだろう。しかし、平日は割引がないので、そのこと…

◇強いだけじゃない

リオのオリンピックで、柔道73㎏級の金メダルに輝いた大野将平選手は、アゼルバイジャンのオルジョイ選手に勝った瞬間、にこりともせず、万歳もガッツポーズもしなかった。 前回のロンドン大会では、男子柔道に金メダルがなかったので、2大会ぶりの金メダ…

◇2期8年のアメリカよりいいかな

自民党総裁の任期延長に関しては、ニュースでもしばしば取り上げられているが、早期決着のために議論が盛んに行われているのだろうか。8月26日の読売新聞は、小泉進次郎議員が「なぜ今なのか分からない。急いで議論するべきことがそれか」との疑問を呈し…

◇堂々としている姿が見たい

2016年の夏の甲子園大会は、21日の作新学院対北海の決勝戦をもって終了した。今年はオリンピックと重なり、いつもより注目度は低かったかもしれない。 テレビを見ていて感じることだが、負けたチームの選手が袋に砂を詰める行為を止めさせたい。そんな…

◇勤務心得

年度当初の職員会議では、過去のブログ「生徒指導(6)…職員申し合わせ事項」に記述したような独特の申し合わせをする学校もあるが、多くは勤務心得、あるいは服務心得として各学校が作成した内容の確認で、大きな差異はないだろう。 以下の勤務心得は、教…

◇こんな学びもある

人の評価をその人の周囲の人が行えば、大半は可もなく不可もなく、肯定的評価や否定的評価は僅かといったところが普通の人の評価だろう。ほとんどの人にいい評価をされる人は稀だが、その逆も稀だろう。教職員の評価も同じではなかろうか。 否定的評価をされ…

◇天が与えた試練だったのかも

第2次安倍政権が発足して3年半が経過したが、政府与党への国民の支持は安定しているように思う。この度(7月10日)の参院選挙も圧勝ではなかったものの与党の勝利で終わった。安全保障関連法の廃止を掲げ、改憲勢力が3分の2以上の議席を占めることが…

◇学校の状態は避難訓練でも分かる

防災指導のために、多くの学校は年に2回の訓練(4月か5月に1回目、11月か12月に2回目)を行っていることだろう。年1回以上の消火訓練、避難訓練、通報訓練が義務づけられているため、1回目に避難訓練と通報訓練、2回目に避難訓練と消火訓練とい…

◇教職員による管理職評価が必要である

同僚が評価する教職員の評価は管理職より厳しく確かなことも多い。したがって、同僚の評価を考慮して教職員の処遇を行うことは重要である。特に管理職の登用では重要だろう。 ある学校に教職員から全く信頼のない教頭がいた。もちろん校長にもなかったが、校…

◇起立できないなら教職を続けるべきではない

最高裁は、卒業式の国歌斉唱で起立しなかったことを理由に停職処分を受けた元教員2人の処分取り消しを求めた裁判で、都側の上告を退ける決定(5月31日付)をした。 2人(元養護学校教員「66歳」と元中学校教員「65歳」)は、2007年3月、それぞ…

◇潔さは日本人の美徳である

政治資金の私的流用、公私混同を追求され続けた東京都知事がついに辞職することになったが、2度の離婚や愛人、過去の言動、著書など、諸々のことが暴露され、人間性にまで話題が及んで多くの人を呆れさせてしまった。 現在の奥さんとの間に生まれた2人の子…

◇会議が多い学校にしてはならない

年度当初は仕方がないとしても、年中会議が行われるような学校は教職員にとって苦痛であり、働く意欲も削がれるのか、自分の経験では活力のある雰囲気のいい学校はなかった。生徒指導上の問題もしばしば発生した。 生徒と教師が一緒にいられる時間が短くなる…

◇中学校の入学式式辞

退職して何年も経つと、「今頃学校は…」と考えることも少なくなるが、年度が変わる頃は学校を懐かしく思い出す。 現職最後の中学校に赴任して初めての入学式だったが、新入生に述べた以下のような内容のところで、せせら笑うような保護者の姿が目に入った。…

◇信なくば立たず

東京都知事の政治資金の私的流用には驚くばかりである。甚だしい公私混同の実態に都民だけでなく多くの国民が呆れたことだろう。 様々な報道から感じることは、若い頃からの不誠実、且つ利己的な生き方を改めることなく続けてきたということである。批判を浴…

◇不正に道を譲ったら

三菱自動車の燃費不正、空港の耐震化工事(液状化防止)のデータ改竄、強固な地盤まで杭が届いてなかった横浜の傾きマンション(杭データの偽装と施工不良)などには呆れるばかりである。 不正はやがて明らかになり、牛肉偽装事件で廃業した雪印食品、料理の…

◇見過ごすことはできない

常磐道で起きたバスと乗用車の正面衝突事故(5月4日)は、乗用車に乗っていた母親と6歳の子どもが死亡する痛ましいものだった。 事故現場は片側1車線で中央をポールのみで仕切った対面通行部分である。高速道路での対面部分は、対向車が中央を越えて来た…

◇江田島五省

結婚式で江田島五省を引用して祝辞を述べられた方がいた。興味深い内容だったのでその方に挨拶し話を聞かせてもらったが、後日、額に納められた五省が届いた。 〇至誠に悖(もと)るなかりしか (誠意に欠けたことはなかったか。) 〇言行に恥づるなかりしか …

◇恒産なくして恒心なし

連日のように報じられる事件には辟易する。乳幼児の虐待や殺害、死体損壊遺棄、妻、親、祖父母の殺傷など、衝撃的な事件ばかりである。 たくさんの事件の中で特に強い憤りを感じるは、抵抗すらできない乳幼児や集団でのむごい仕打ちなどの卑怯極まりない犯罪…

◇教職員人事異動(2)…人の道に背くような人事であっては

毎年のことだが、人事異動では管理職登用で特に疑問に思うことがある。職員に信頼がない教頭を校長に昇格させるなど、論外の人事が過去にあったが、多くは教頭の登用である。 通常、教頭は教務主任から昇格する。教務主任になれば、数年後には教頭になると本…

◇子どもの卒業式などと重なっても

小中学校の卒業式も終わり、4月に入れば入学式である。卒業式や入学式にはほとんどの保護者が参列するが、教職員の場合には保護者として参列できないこともあるだろう。 日時が勤務校と違えばいいが、同じになることも多い。病気や怪我などは別だが、卒業学…

◇少子化問題の解消のために

女性は子どもを二人以上産むことが大切と話した中学校長の発言(全校集会での)が物議を醸しているが、子どもの減少に歯止めがかからないのは現状では当然かもしれない。 子どもを育てていくためには多額の費用が必要で、子どもを何人も産めないのは経済的な…

◇活躍の場が多ければ

某中学校に赴任して間もない頃、生徒会役員から文化祭をやってほしいとの要望があった。その学校は少なくとも20年間(それ以前も実施していたかどうか不明)文化祭が行われていなかったのである。 文化祭と体育祭(運動会)を交互に実施する学校、あるいは…

◇今年も立派だった…三重・山前地区の成人式

足利市の成人式(新成人1448名)は、1月10日(日)、午後1時30分より9つの会場に別れて行われた。三重・山前地区(221名)の会場は西中学校である。三重小、山前小の担任、西中学校卒業(平成22年度)時の校長、学年主任、担任がご案内をい…

◇魅力的な仕事にしなければ

教職最後の勤務校となった中学校の校長室には、佐藤栄作総理揮毫の扁額が掲げられていた。いつ、どのような経緯で掲げられたのか、など定かではない。 「聞不若見 見不若知 知不若行」 聞くことは見ることに及ばない。見ることは知ることに及ばない。知るこ…

◇思いや願いが生かされる学校でなくては

多くの保護者にとって、学校にものを言うようなことは、勇気が要るようで、言いたいことを我慢してしまうことも少なくない。言ったことで、不利益を被ったり、納得できない結果になることを危惧するからだろう。 学校への思いや願いは、担任を通して知らせて…

◇永遠に生きるかのように

彫刻家の平櫛田中(1872~1979)は、100歳を超えても、彫刻用の木材を30年分も所有していたとのことである。買い込んだ木材を、彫刻するまで生きていられないと考えたら、どこかで買うのを止めたであろう。 誰の箴言(しんげん)か分からないが…

◇記者が講師を引き受けてくれたら

20年も前のことだが、電話ボックスの中に、テレクラなどのチラシがたくさん置かれている状況があった。補導員の巡回指導の時などに、チラシは回収されていたが、新聞で報じられた(小学生がテレクラに電話といった内容)ことで、県議会はたちまち条例を定…

◇抱えられる存在なのか

多額の負債を抱えながらも…、乳飲み子を抱え…、寝たきりの家族や病人を抱え…、不況の中、たくさんの従業員を抱えて必死に…など、不利な状況にもめげず努力する人を賞賛するような場合ならともかく、「抱える」という言葉は慎重に使うべきだろう。 ある人権教…

◇子どもを育てるための提言

市内の小学校の出来事として、「再三の注意にもかかわらず、授業妨害をする児童を厳しく叱責すると、[殴るなら殴れ、教育委員会に言うから殴れ]と開き直り、先生が当惑してしまった」との記事(両毛新聞)に驚いた北指連(足利の北中地区児童生徒指導連絡…

◇律儀なことも大事だが

20年以上も前になるが、ある同僚学年主任から、出張しても、学校に土産を買って帰る(ほとんど泊を伴う出張)ようなことは、今後止めようとの提案があった。出張先から、いくつもの荷物を抱えて帰った経験をほとんどがしているので、すんなり決定され申し…

◇どんなに有能であっても

学校経営の責任者として、その重責を担う管理職は、年齢や経験、実績などを考慮して選任される。もちろん、管理職試験に合格していることが前提である。 通常、校長には教頭(副校長)から、教頭には教務主任から昇格する。教務主任には、学年主任や学習指導…

◇警察官に感謝すべきだろう

千葉県松戸市で、警察官が人に襲いかかっていた犬を射殺(9月14日)した件で、警察署に賛否の意見や問い合わせが殺到したとのことである。 警察官3人の合わせて13発の発砲で、やっと紀州犬は倒れたのだそうだが、寄せられた意見の9割は、「13発も撃…

◇指導要録について

指導要録は、学校教育法施行規則(第12条の3)に基づく公簿として校長の責任において作成されるもので、児童生徒の学籍並びに指導の過程及び結果の要約が記録される。 学籍に関すること(様式1)には、「児童生徒の氏名、生年月日、性別、現住所」、「保…

◇教育は国家100年の大計

20年程前になるが、3Kなる言葉がしばしば話題に上ったことがあった。いくつかの職業を「きつい、汚い、危険」で言い表わしたのである。 ちょうどその頃、3Kと言うなら教員だってそうだ、との声があった。「きつい、厳しい、きりがない」ということだっ…

◇同性に信頼されているかを考えて

テレビをつければ、またか、と思わず呟いてしまうような事件(殺人や死体遺棄など)が連日のように報じられている。あまりの多さに国の有り様を変えなくては、と考えている人も少なくないだろう。 衝撃的な事件が続いているが、その中でも、男女関係のトラブ…

◇学校経営は面白い

重い負担や教職員との軋轢からか、全国で、毎年10人くらいの校長(教頭「副校長」は100人程)が希望降任(教諭に戻る)している。校長として力量を発揮できずに退くことは、さぞかし無念だったであろう。 校長には、残り何年もない歳にしかなれないが、…

◇その立場になって見える世界がある

安全保障関連法案が、衆議院で可決(7月16日)され参議院に送られたが、法案の必要性について、安倍総理は、日本の平和と安全を守り抜き、また、戦争を未然に防ぐためと述べている。 法案に反対する人達には、常軌を逸していると感じることが多い。某アニ…

◇意図するところに向かうには

水の入ったお椀を浮かべ、中の水を動かしてもお椀は進まない。意図する方向に進むには、お椀の外の水を動かさなければならない。 教育界は、お椀の中の水を動かすことはしても、外の水を動かすようなことをしない。学校内のことなら何とかできるが、学校外の…