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本来の姿を取り戻す

「みんなの心に輝く学校をめざして」取り組んだ学校経営、「生き生きとした学校生活のために」取り組んだ生徒指導で感じた課題の解消を念頭に置いて教育問題などを考えます。

◇青竹手打ちの看板を掲げたら

隣のラーメン店からは今日も麺を打つ音が聞こえてくる。朝早くからいつものことではあるがご苦労なことと思う。 青竹手打ちと看板を出している以上やらない訳にはいかない。店長によると、一人でできる製麺は70~80人くらいが限界なのだそうで、日曜日な…

◇明るい未来を描けるといいが

1月2月は教職員評価の期末面談があり、評価者(校長・教頭)はかなり忙しい日々だろう。現職の頃を思い返すと、教職員の空き時間等に合わせて面談を組むので毎日がせわしないといった感じだった。教職員評価の導入前には卒業式の式辞も今頃は出来上がって…

◇混合名簿にする必要はない

来年度、男女別の生徒名簿を混合名簿にすると市内の教職員(私立学校)が話していたが、名簿についての個人の見解などは語らなかった。名簿を混合にする必要はないと考えていたので、今まで男女別ならそのままにした方がいいのにとの思いになった。 過去のブ…

◇いい国見ができた

栃木市剣道連盟の山形遠征稽古会(11月4日・5日)に参加させてもらった。新型コロナの流行で木更津遠征以来中断していた5年ぶりの遠征である。村田JCTから山形自動車道・月山道路・日本海東北自動車道を利用して目的地酒田市に到着したが、道中の紅葉は…

◇不登校の理解は進んでいない

滋賀県の愛荘町で開かれた首長会議(10月17日、知事と県内市町の首長が参加)での小椋正清東近江市長の発言が物議を醸している。発言(「不登校の大半は親の責任」、「フリースクールは国家の根幹を崩しかねない」など)は信念を感じさせるが、不適切と…

◇ホームページは大事な道具になる

教職最後の中学校に赴任した1年目、HPが更新されないことを保護者が不満に思っていたことを知った。それまでHPに関心がなかったが、見てくれるならこれを活用して学校理解が深まるようにしようと考えた。そこでHPを改装(2009.3.3)して各種…

◇剣道は格好いい

太田忠徳先生(元警視庁主席師範)は、21歳の時に昭和の剣聖と称えられた持田盛二先生(当時年齢は70代後半)に初めて稽古をつけてもらったのだそうだ。稽古をつけてもらったのはこの時の1回だけで、「グーッ」と攻められると何もできず、もう目をつぶ…

◇権威などとの人物評は当てにならない

隣の小学校の道徳の研究発表会に全員で参加し研修したことを過去のブログで取り上げたが、発表会では元文科省の道徳担当の教科調査官で道徳教育に多大な影響を及ぼしてきた大学教授の講演があった。聴いていた職員はあまりのばかばかしさに呆れていた。 本も…

◇有用な組織ではなかった

本年度から定年が61歳になるので、年度末(60歳)で退職する人はほとんどいないだろう。共済年金の支給は64歳(老齢基礎年金「国民年金」はすでに65歳になっている)からになっているので当然のことかもしれない。教員不足が深刻な状況だが、来年度…

◇余裕がなければ楽しめない

スキー教室を林間学校に変更したことを過去のブログ「スキー教室より林間学校がいい」に書いたが、スキー教室の学校が多いのは費用がかかってもスキーを体験させたいという思いが強いからだろうか。 林間学校で計画される活動は、登山や池めぐり、キャンプフ…

◇存続の是非が論じられることになるかも

4月下旬になれば、PTA学年部会・総会が開かれる。保護者の負担、難航する役員選びなど、問題があっても子どものため学校のためになるとPTA活動は今まで続いてきた。PTAの解散や上部団体(市区町村PTA連合会、都道府県・政令市PTA連合会、日…

◇そのレベルに達しないと

進歩上達を目指すなら下位者とばかり稽古してないで、先達上位者に稽古をお願いするのが常道であり、稽古後には稽古をつけていただいたお礼のあいさつをするのがどこでも見られる光景である。 「知る者は言わず」、大先生ほど多くを語らない。したがって、ご…

◇感動の式で送り出したいはずだが

2月も後半になれば学校は卒業式の練習を始めているだろう。国歌や校歌、式歌、卒業証書のもらい方など、予行練習を通して立派な式になるよう生徒と教職員が力を合わせて取り組むのがコロナ前の姿だった。もう3年も満足な式ができずにいるが、今年も難しそ…

◇過ぎたるは足らざるに如かず

剣道人口に占める若者の割合は減少して稽古風景が高齢者の稽古会かと見まがうほどの時もある。コロナ禍の中、地元での稽古には顔を出しても遠くまで出かけることは少ないようで以前のような賑わいを取り戻すのはいつのことやらと思う。 コロナもあり、また患…

◇長く続いていても正しくはない

新年になれば私立高校の一般入試、2月に入れば特色選抜入試、3月には県立高入試がある。入試事務など進路に関してはミスが許されないとの思いがあり、進路指導主事や3学年担当職員は相当な緊張感をもって日々を過ごすことになる。入試関係の仕事がなけれ…

◇己に如かざる者を友とすること無かれ!?

足利市内の学校では論語の素読が行われて久しいが、今はコロナの関係で大きな声も出せず以前のようにはできないかもしれない。論語は約500章あるが、児童生徒に学ばせたいと鳩首協議して100章が選定されている。 論語は示唆に富む内容がほとんどだが、…

◇戦争は絶対悪ではない

2月24日の侵攻から間もなく9カ月になるが、ウクライナの悲惨な現状を知れば知るほどプーチンとその一味は絶対に許せないという気持ちになる。ロシアに屈しないとのウクライナの覚悟は帝政ロシアとソ連の支配で辛酸をなめたからだろう。 農作物の強制徴収…

◇良識を示してくれた

野田佳彦元総理の追悼演説(10月25日、衆院本会議)は、与野党を超えて称賛の声が相次ぎ、遺影を手に傍聴した昭恵夫人は原稿を仏壇に供えたいと感謝の念を伝えたということだが、非常に感動的な内容だった。 以前のブログに書いたが、左翼やメディアなど…

◇人間らしく生きられなければ…

「百万本のバラ」などのヒット曲で知られるロシアの国民的女性歌手「アーラ・プガチョワ(73)」が、ウクライナ侵攻を続けるプーチン政権を批判したとの記事を読んだが、正義を貫くことが非常に困難な状況の中で示した勇気ある行動に敬服する。 加藤登紀子…

◇国民の思いは世論調査で推し量れないことも

本日、安倍元総理の国葬が行われる。海外(218の国・地域など)から700人前後、国内からは約3600人、総参列者数は4300人程になるとのことだ。今まで左翼やメディアなどの執拗な妨害工作(国葬差し止め裁判やデモ、偏向報道)にもかかわらずこ…

◇国賊はお前だ!

自民党の村上誠一郎は20日、安倍元総理の国葬について記者団の質問に、「最初から反対だし、出るつもりもない」と欠席する考えを明らかにし、欠席の理由として、安倍総理の政権運営が「財政、金融、外交をぼろぼろにし、官僚機構まで壊した。国賊だ」と批…

◇「おしまいdeath」を出さないために

ドラマや映画、CMなどで顔を見ない日がないくらいの人気俳優、香川照之が仕出かした性加害などの報道には驚いた。東大出のエリートがまさかこんなことをするとはと思った人も多いだろう。 不倫や薬物などで姿を消した芸能人は少なくないが、今回のことで好…

◇慰霊碑は誤解しか生まない

原爆死没者慰霊碑の碑文は広島大学の雑賀忠義教授が撰文揮毫したとのことだが、修正するか撤去すべきだろう。インドのパール判事に碑文を批判されると、雑賀は「広島市民であるとともに世界市民である我々が過ちは繰り返さないと誓う。これは全人類の過去、…

◇長崎平和祈念式典…来賓なしでやったらいい

長崎の式典は、総理を前にして政府を批判したりヤジを飛ばしたりするなど、下劣な式典と軽蔑していたが、今は随分改善された。しかし、相変わらずで違和感を感じる。 平和宣言で市長は、「戦争をしない」と決意した憲法を持つ国として、日本政府や国会議員が…

◇広島平和記念式典…もう以前のような式典ではない

昨年以下のようなメールを広島市に送ったが、 松井一實広島市長 様 記念式典は立派な式典でした。平和宣言も穏やかに拝聴することができました。平和への誓いも素晴らしかったと思います。日本人にも外国人にも顰蹙を買うようなことはもうないだろうとの思い…

◇国際社会で尊敬され慕われた総理

奈良市で演説中銃撃され安倍元総理が死亡した事件(7月8日)には、多くの国民が衝撃を受け深い悲しみに包まれた。海外でも驚きをもって伝えられ、世界が受けた衝撃の大きさ、その死を悼む声に総理の存在の大きさを改めて知った人も少なくないだろう。寄せ…

◇中学部活動の地域移行に向けて

運動部活動の在り方を検討するスポーツ庁の有識者会議(座長・友添秀則日本学校体育研究連合会長)は、公立中学での休日の指導を地域のスポーツクラブや民間事業者に委ねる「地域移行」を令和7年度末までに実現すべきだとする提言を室伏広治スポーツ庁長官…

◇重宝を懐いているとの自覚はなかったのか

軽率な行動をして政界を去った国会議員は少なくないが、週刊誌(10日発売、週刊ポスト)で取り上げられた吉川赳衆院議員もやがてそうなるだろう。18歳の女子学生に飲酒させたこと、4万円を渡してのパパ活疑惑、そして、不倫も加わることになるので法的…

◇新たな研修制度…教員が望む研修になれば

5月11日、教員免許更新制を廃止する教育職員免許法などの改正案が参院本会議で可決、成立した。教員として必要な資質能力が保持されるよう最新の知識や技能を身につけ、自信と誇りをもって教育活動に取り組めるようにすることがねらいだったが、教員の多…

◇核の抑止力は今のところ核しかない

岸田総理は核共有について、非核3原則、原子力基本法など、日本の法体系からしても認められない。日米安保条約で核抑止が機能していることからも政府として核共有を議論する考えはない、と参院予算委員会(3月14日)で答弁した。 他国を侵略し核兵器の使…