にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
にほんブログ村

本来の姿を取り戻す

「みんなの心に輝く学校をめざして」取り組んだ学校経営、「生き生きとした学校生活のために」取り組んだ生徒指導で感じた課題の解消を念頭に置いて教育問題などを考えます。

◇文科省は違法なことをしたわけではない

 名古屋市立八王子中学校が前川喜平文科省事務次官を講師に招いて講演会を行ったところ、文科省は市教委を通してその目的や経緯などを詳細に尋ねるメールを送ったとのことである。

 元次官は官僚の天下り問題で辞任を余儀なくされた人物で、出会い系のバーに出入りし、次官になる前には国会前での安保法制反対デモにも参加していたのだそうだ。

 退官後、加計学園の問題に突如現れ執拗に政府批判を続けるなど大いに世間を騒がせた。また、座右の銘面従腹背と公言したことで、文科省を貶めたのである。文科省職員は情けない思いをしたことだろう。教育現場もこんな人間が教育行政に関わっていたのかと空しさを覚えたことだろう。

 反日的なメディアや野党は、この度の件を教育への国家の介入と批判を繰り返しているが、学校は教育基本法や学校教育法などの法令に則り、学習指導要領が示すところに従って教育課程を編制し教育活動を行うのであり、文科省が現場の実践を確認(把握)するための照会を行っても、それは違法なことではない。与党議員が文科省に問い合わせたことも議員なら当然だろう。

 面従腹背座右の銘とする人間に私なら絶対に講師を依頼しない。講話の中味よりも、人間性として生徒の前に立たせる人間ではないからである。校長の意思が大きかったのだろうが、教職員はどう思っているのだろう。この講演会に胸を張れるのだろうか。  (2018.3.28)

◇道義的責任は注意か訓告止まり

 財務省の文書書き換えには呆れた。ごまかしや言い逃れで切り抜けようとするような根性がこのような事態を招いたのかもしれない。書き換えを指示した人間は大馬鹿である。

 小泉進次郎議員は、この度の件に自民党はトカゲのしっぽ切りはしない、官僚だけに責任を取らせる政党ではないという姿を見せる必要があるなどと語ったが、どうしてこうなったのかなどが明らかになっていない段階で言うべきことではない。

 麻生大臣が辞任したとしても、それをトカゲのしっぽ切りとしか考えない人たちの森友問題の執拗な追及(攻撃)は、もはや国難としか思えない。因に教育公務員なら重大な過失や故意がなければ注意か訓告止まりで、戒告・減給・停職・免職といった処分は科されない。道義的な責任ということなら現段階で麻生大臣が辞任する必要はないだろう。

 先ずはしっかり調べて書き換えに至った経緯などを明らかにし、責任を取るべき人間が責任をとるべきなのである。反日的なメディアや野党は安倍政権を倒すことが目的で、国家国民などどうでもいいように感じる。小泉議員の発言はこんな人たちを利するようなものだ。

 人気はあっても、人気と同時に信頼が得られているとは限らない。与党の議員なら政府を支える立場であり、第1次安倍政権の時のように足を引っ張って潰してしまうようなことをしてはならないだろう。人気は一気に地に落ちることもある。  (2018.3.22)

◇質問する記者たちも映すべきだろう

 テレビで報じられる政府関係者などの記者会見の多さでは菅官房長官が一番だろう。冷静沈着、つけ入る隙を与えないような受け答えは長期政権になくてはならない存在と思うが、記者会見の様子を見ていていつも感じることは、なぜ記者が質問している様子を映さないのかということである。

 映されて困るような人もいないだろうし、記者としてのプライドがあったら映してほしいと思うのではなかろうか。

 中学校の図書室(生徒は上履きを脱いで入室)で記者会見を開いたら、土足のまま入り込み靴を脱ぐよう促されても脱がずに正義の味方面して学校を糾弾した人がいたそうで、その姿を多くの人に見せてやりたかったと話した教員がいた。失言をひき出して問題にしようとの悪意をもった記者もいるが、そういう人達の行状を映せば無礼な振る舞いもなくなるだろう。

 選挙であれば候補者の演説だけでなく、演説を聞いている観衆の様子も知りたい。記者会見も同じである。会見者の発言だけでなく、質問している記者の様子も見られる記者会見であってほしいものだ。  (2018.3.13)

◇関心はメダルだけではない

 平昌オリンピックも無事に終わった。選手達の熱闘や美談に大勢の国民が感動したことだろう。次はパラリンピックだが、報道のあり方には改善が必要である。

 オリンピックだけではないが、勝敗に異常なほど執着するメディアにうんざりする。メダルが取れるか、連覇はどうかなど、勝敗の予想が朝から晩まで続く。

 選手なら誰だって勝ちたいし、メダルがいただけるならいただきたいものだ。それが金メダルだったらさぞうれしいことだろう。メディアの異常な報道によって、どう考えてもメダルには届きそうにない選手でさえメダルを口にする。本当に罪なことである。

 多くの国民はそんな報道を望んではいないだろう。国の代表としての重圧に負けることなく、培ってきた力や技を存分に発揮して日本人はもちろん、外国人にも勇気や希望、感動を与えるような演技や勝負を期待していたのではなかろうか。

 勝ち負けに拘り過ぎると品がなくなるが、報道も同じだろう。品がなければうんざりするのも当然である。そう感じた国民は大勢だったかもしれない。  (2018.2.26)

◇NHKには公共放送としての自覚があるのか

 NHKに偏向報道を改めるよう何度も意見を送ったが一向に改善されない。国民から多額の受信料(衛星放送を受信する家庭なら年2万5千円程)を徴収しながら、国民を蔑ろにするような報道をしてはならない。歪んだ報道が他国の報道機関に引用(「日本の公共放送によれば…云々」)されたりすれば国の信用を著しく損なうことになる。

 放送法によって受信料収益が保証され潤沢な資金を得ているため、職員の平均給与は1150万円程(2015年)であり、福利厚生費なども含めると、1700万円を超えるとのことだ。国家公務員の給与削減がしばしば取り上げられたりするが、NHK職員の給与こそ真っ先に取り上げるべきだろう。受信料収入で年間数百億の余剰金が出ているなら受信料を値下げすべきだ。

 こんな実態を国民が詳しく知ったら絶対に許さないだろう。NHKの予算を国会で早急に正すとともに、将来的には民営化した方がいいのか国営化した方がいいのか、職員の採用に関しても検討する必要がある。愛国心旺盛な日本人が採用されるべきだろう。

 籾井会長の時のNHK内外からの会長批判、そして、それらと結託したかのような野党の罵倒するような国会での追及にNHKは腐っていると感じたが、民営化も国営化も無理なら解散させるべきだろう。NHKがなくても全く困らない。  (2018.2.16)

◇普通の国なら国外追放だろう

 台湾での入国審査で大暴れし、審査官の足を骨折させた芸能人の隆大介は韓国人だった。日本にはもう戻れないと思っていたらテレビドラマに出演していた。犯罪を犯した外国人が入国できる国は普通ではない。

 タクシー会社「東京エムケイ」の韓国人社長は、他社のタクシーの運転手に暴行を加え逮捕(平成28年12月21日)された。この韓国人は以前にも駅員を殴り逮捕されていた。国外追放(強制送還)にならないことが甘えに繋がっていたのだろうか。

 戦前から日本国内に居住していた朝鮮半島出身者とその子孫には、日韓法的地位協定(1965年締結)によって永住が許可され、現在の在留資格特別永住者になっているのだそうだが、上記の韓国人は特別永住者なのだろうか。特別永住者であっても、罪を犯せばその資格を失うことになれば相当に自制心も働くだろう。

 国内に北朝鮮の協力者がいなければ大勢の日本人の拉致は難しい。テロが心配される今日の状況も考え合わせると、犯罪者だけでなく、好ましからざる外国人の国外追放を検討すべきだろう。  (2018.2.2)

◇面従腹背が座右の銘と公言したことで

 文科省事務次官座右の銘面従腹背と聞いて呆れたり軽蔑した人も多かったであろう。世の中には面従腹背でつき合わなければならないことがあるかもしれないが、それを座右の銘として生きる人生ってどういうものだろう。

 前川喜平事務次官は、加計学園獣医学部新設の問題で突如現れ世間を大いに騒がせたが、時の経過とともに国民は事の本質を冷静に判断するだろう。面従腹背座右の銘と公言したことで自らの人生を否定しただけでなく、そんな人間でも事務方トップになれると言ったも同然で、文科省職員は情けない思いだろう。

 教育現場では指導要領の改定の度に示された教育改革が成功せず成果を上げられないのはこのような人物が教育行政に携わっているからと受け止めた人も少なくないだろう。日夜教育活動に邁進する教職員に冷や水を浴びせたのである。  (2018.1.18)